寝る子は育つとは言うけれども……
「一日に何度も寝て起きる」というのは赤子の仕事のひとつ。
自身の欲望に忠実といえば美しく聞こえますが、保護監督者からみて「寝て欲しいときには寝てくれず、寝て欲しくないときに限って寝る」……というのは太古の昔から繰り広げられている普遍的な出来事なのかもしれません。
どちらがマシかというのはその時々によって違うものなのでしょうが、個人的には「寝て欲しいときに寝てくれない」というほうが辛く感じる機会が多いように思っております。
その代表例と言えば、「夜のねんねタイム」ではないでしょうか。
我が家のタイムスケジュール(平日のボク編)
私自身はフルタイムで仕事をしておりますもので、平日は朝と夜くらいしか子どもに関わる時間はありません。
必然的に出勤前の朝と帰宅後の夜だけの関わり合いになるのですが、「イクメン」[1]そもそも何がどうなったら「イクメン」認定されるん?ってほどじゃないけどそこそこ関わってはいるつもりです。はい。
ちなみに平日のボクのスケジュールはこんな感じ。
【05:00】
起床&目を開けた子どもが笑顔を見せるのを愛でる[2]たまに不機嫌なので、その時はなだめる
おむつ替えしたり、授乳したりもするかな。【05:10】
家族みんなの検温&我が子の体重測定[3]日々増える体重を見て成長を実感しつつ……
妻と一緒に我が子の洗顔&全身に保湿ローション塗り塗り[4]肌荒れがひどい首回りとかにお薬塗り塗りもするけど、だいたい嫌がって泣くのであやしながらやる【05:20】
お着替えを済ませてパパの抱っこタイム。
朝イチの授乳が不足していたら、このタイミングで授乳セカンドスケージ。【05:30】
我が子を妻にバトンタッチして、後ろ髪引かれながら出社。
【07:00】
時差出勤会社について、マッタリと朝食。
我が子の写真を見ながらニヤつく。【09:00】
定時になったのでお仕事開始。
【11:00】
職場近くだと12時近辺は「めし食うってレベルじゃなくなる」ので、早めのランチタイム。
【18:00】
定時になったことを視認。
なんやかんやアレしたりして帰宅するかもしれない。【19:30】
だいたいこのあたりにはおうちに到着。
マスクを所定の袋に捨て、すぐにお風呂場へ。【20:00】
自分のバスタイムとお風呂掃除を済ます。
いろいろ終わったら我が子の元へGo!【20:30】
自分と妻の晩ご飯食べたり、絵本読んだり……。
我が子の機嫌が良いと、いろいろお話ししてくれるお時間。その日の状況と体調によっていろいろやる時間。
【21:00】
物事が教科書通りの理想型で進行すれば、このあたりから寝かしつけ。
……まあ、だいたいそんな都合良く話は進まない。【22:00】
別の部屋に移動[5]いびきがうるさいってのと、妻が「深夜帯起きるの大変だろうから」と気遣ってくれているのでし寝る_ノ乙(、ン、)_
抱っこタイムは至福のお時間
先のタイムスケジュールをご覧いただければおわかりのとおり、平日はあまり我が子と関わる時間もないわけでして。
その主力を妻にまかせつつ隙間隙間で関わっているわけですが、そのハイライトともいえるのが「抱っこタイム」でございます。
夜、寝る前の授乳が終わってからのゲップ出しからスタートするこのお時間。だいたいトータルで30分から1時間ほどでしょうか。
時折顔を胸元に擦り付けながら、小さい手でボクの服をキュッって掴む仕草はとても愛らしく……。
キュンキュンするよね(´︶`)✿
ボクと妻、我が子が求める抱っこスタイルの違い
この「夜の寝かしつけ抱っこタイム」では、「風呂に入った意味あるのかな?」レベルで汗だくになるのが常です。
特にこの時期は湿度も高く、なかなか辛いシーズンだなぁと感じます。
「なんで?」って話なんですが、我が子が結構動きのある抱っこを求めてくるんですよね。ボクに対して。
妻が抱っこしている時は、結構ゆったりとした横揺れだけでおとなしくしています。ゆりかごに乗ってゆらゆらしているイメージですね。
で、ボクが抱っこするとどうなるかって話なんですが……。横揺れに加えて縦揺れをご所望されるケースが結構な確率であり、それを一定のペースで一定時間やらないと不満の声を挙げる我が子なのです。
ちなみにそのようなときは、「Choo Choo TRAINのクルクル回るダンス」みたいな感じで動くと、おとなしくしていてくれます。
「Choo Choo TRAIN」のぐるぐる回るダンスをEXILEが指南! - NHKテキストビュー
……まあ、さすがにここまで激しくはないのですが、横揺れ+スクワットみたいな動きをある程度ゆっくりとした動き[6]激しく動くと「揺さぶられっ子症候群」とか不安ですしで、30分〜1時間ほど続けるわけで……。
散々甘やかしまくった「わがままボディ」しか持ち合わせていないボクとしては、毎日寝る間際にエクササイズしているのと大差ない、大変な運動量になるのです。
眠りに落ちる過程が愛おしい
息も絶え絶えに心拍数爆上がりな寝かしつけではあるのですが、大変ではあるもののボクにとってはとても愛おしい時間でもあるのです。
甘い匂いのする温かく小さな我が子が胸元に顔を寄せ、最初は目を開いて一点をじっと見つめているのです。次第に目が細くなり、たまに白目を剥いたりしながら眠りに落ちていくのはなんとも形容しがたいものがあります。
やがて目が完全に閉じるのですが、すぐに止めてはいけません。服をキュッと掴んでいた手の力が緩み、スッと落ちる瞬間を待つのです。
そうなると、布団におろしてもOK。
ゆっくりと寝かせると、多少ムニャムニャするもののスヤスヤ眠ってくれます。
妻は妻で……
このように書くとボクの抱っこだけが大変みたいになりますが、妻は妻で大変な寝かしつけ抱っこをやってるようです。
それについては、また別途。