アルバムリリースに向けて、鋭意制作中!……?
「12曲入りの年内中にアルバムをリリースする」という目標をここ5年くらい密かに掲げ続けているボクな訳ですが、気が向いたときに細々と打ち込んだりしていたら2曲ほどできあがりました。
普段はインスト曲を作ってるんですけど、今回はボーカル曲を多めに入れていこうと思っています。……まあ、生の声じゃなくてFx Vocalですけど。
さて、ボーカルを入れるためにはDAWに声を収録するための機材が必要なわけで、その機材の中でもなくてはならないものと言えば「マイク」でしょう。
Shure社のSM58に代表されるようなダイナミックマイクでもいいんですけども、本格的にレコーディングしようと思ったらコンデンサマイクを遣いたいところですよね![1]なお、最終的にFx Vocalにする場合に意味があるかは不明な模様
一口に「コンデンサマイク」って言っても多くの種類が世に出回っているわけで、数万円で変えるものから数十万〜百数万なんて製品までありますよね。
まさに、ピンキリ。
ネットで検索すると「DTMerにオススメのマイク10選!」的な記事をよく見かけますが、いろいろなマイクがオススメされていて悩んじゃいますよねぇ……。
レビューを見ていたら、どれもよさげだし。
悪いこと言わないから、これで録ってみて!
ただね、ボクは声を大にして言いたいんですよ。

ってね!
いや、これね、ほんと良いのよ!
大体自分の声録音していると「うげぇ……」ってアレになるけど、コイツで録ると「おぉ……」って感じになるんですよ!
なんていうか、録ってて楽しくなるマイク!それがEdge Duo!……って感じです。
あまりに感動したのでこのブログを書くことにしました。
素敵ポイント #1:エミュレーションでいろいろな音が楽しめる!
このEdge Duo、Antelope Audio社のオーディオインタフェースやマイクプリアンプと合わせて使うと、ビンテージなマイクの音を再現することができるエミュレーション機能が使えるのです!
2019年9月30日現在でオフィシャルサイトに記載されているエミュレーションのリストは下記の通り。
エミュレーションリスト
- BERLIN 47 FT
- BERLIN 49T
- BERLIN 57
- BERLIN 87
- BERLIN 67
- BERLIN M103
- VIENNA 12
- VIENNA 414
- TOKYO 800T
- OXFORD 4038
- SACRAMENTO 121R
噂によると、BERLINは「NEUMANN」、VIENNAは「AKG」、TOKYOは「SONY」、「OXFORD」は「COLES」、SACRAMENTOは「ROYER」……がモデリング元らしいです。
いずれもみんなの憧れのマイクだったり、プロの現場で使われているものだったりといったモノのようで、なかなかお得感があるわけです。
例えば、声を重ねたいなと思ったときTAKEごとにエミュレーションを変えて収録したり、声質や気分にあわせて変えてみたり……ってのが気軽にできるんですよね。
ちなみにボクは「TOKYO 800T」[2]元ネタと思われるマイクは専用電源とセットで85万くらいして、すでにディスコンらしい……の音が好きです。
なんかパンチがあるのになめらかな感じがして、ヴォーカリストでなくても歌ってて楽しくなる音だとおもいました。まる。
素敵ポイント #2:素の音もいい!
最初に「エミュレーションが使える」ってのを書いちゃうとアレなんですが、このマイクはエミュレーションなしでも充分いい音で録らせてくれるマイクなんですよ……。
個人的には、高域から低域まで満遍なくクリアで芯のある音で録れるなって感じがしてます。難しい事もなく、このマイクをインターフェース[3]ボクの場合はDiscrete 4に差し込んで、ファンタム電源供給してやるだけの手間でできる!
まあ、もちろん、コンデンサマイクとしては結構お高めで、前述のエミュレーションを使うとなると更にハードルは上がってしまうのですが……。
それを差し引いても、下手なマイクを買うくらいならこのマイク買っといた方が後悔しないと思います。
もちろん安くていいマイクはいっぱいあるでしょうし、自分の好きな音で録れればそれでいいとは思いますけども。まじ!これ!オススメ!
ボクはアマチュアの中で最弱の存在なので適当なこといいますけど、ふつーにハイアマチュアやプロユースなんかでも戦えるマイクなんじゃないですかね?しらんけど。
素敵ポイント #3:デザインがカッコイイ……
いや、音響機器なんだから2の次なのは分かるんですけど……。
ともかく!デザインが!素敵!
全身を包むブラックとグリル部分のブラウン!そして控えめでありながらシルバーに輝くAntelope Audioのロゴ!
超クール!レコーディングの時テンション上がるね!
付属のポップガードとマウンタを使ってマイクスタンドに設置するもよし、手持ちで使うもよし[4]なにげにボクは手持ちで録るのが好きです、すごく「映え」。
カッコイイだけじゃなくて、作りもしっかりしていて重さもほどよいので、実用性といった意味でも最高だと思います。
もう、マジでみんな使いなよ!
Antelope AudioのDiscreteシリーズやZentour、GOLIATHなどのインターフェースを使ってる人[5]マイクとの互換性はちゃんと調べてね!はもちろん、Antelope社以外のインタフェースを使ってる人にも強くオススメしたい!
あ、Antelope社のインタフェース持ってない勢なら、USB接続の「Edge Go」ってのもあるね!「Edge Strip」っていうマイクプリとセットになったヤツもオススメだよ!
あと、Edgeシリーズのマイクには「Edge Solo」と「Edge Quadro」ってやつがあるし、スモールダイアフラムの「Verse」ってのもあるよ!
……と、とりあえずいいたいことは書いたので満足です。