待ちに待ったBIAS FX2!
Positive Grid社の製品、良いですよね。
各社からギター用アンプ/エフェクトシミュレータ系の製品は結構出ていますが、その中でもボクはPositive Grid社の製品が好きです。
音的にも、UI的にも……Σd(ゝ∀・)ネッ!!!
今回はそんなPositive Gridスキー勢にはたまらない新商品をゲットしたので、記念パピコです。
そもそもですねぇ……
Positive Grid社のPC向けソフトウェアには
- BIAS AMPシリーズ
- BIAS FXシリーズ
- BIAS PEDALシリーズ
の大きく3つのラインがあって、それぞれ特色とディープさのある製品構成になっています。[1]ボクは持ってないけど、iOS版もリリースされているよ!
基本的には「ぼくのかんがえた最強の○○」が造れる製品群になっていて、かなり細かい所まで作り込めるんですよね。
AMPシリーズなら「ぼくのかんがえた最強のアンプ&キャビネット」が造れますし、FXシリーズなら「ぼくのかんがえた最強のエフェクターボード」が造れます。PEDALシリーズは「ぼくのかんがえた最強のストンプペダル」が造れる……と。
これらのソフトウェアは相互に連動するようになっていて、例えばFXシリーズを立ち上げるとAMPシリーズで造ったオリジナルアンプやPEDALシリーズで造ったオリジナルストンプを、「ぼくのかんがえた最強のエフェクターボード」に組み込むことが可能になります。
Positive Grid社が販売しているハードウェア製品を持っていればソフトウェアの音をそのまま外に持ち出せるので、なかなか面白いですよね。
BIAS AMP2が発売されてから約1年後……
ボク自身はあまりギター弾けないんですけど、いろいろなアレもあってAMPシリーズもFXシリーズもPEDALシリーズも一通り持っています。
AMPシリーズの最新盤である「AMP 2」がリリースされたのが2018年2月頃だったのですが、その時から「FX 2のリリースはマダカナー」ってずっと待ってたんですよね。
約1年後となる2019年3月!ようやく!FX 2!リリース!やったー!
Positive Grid FX 2 - Media Integration
Pre-Orderスタートの一報を聞いて、即座に最上位である「Elite版」をポチって今に至るのです![2]FX 1を持っていれば、ディスカウント価格で購入できます
見た目はそのまま、中身は別物
ってことで、早速インストールして起動してみたのがこちら!
インストール直後はデモ版で動くので、右上の「歯車マーク」をポチって「Login ToneCloud」からログインするのをお忘れ無く。ログインすると、購入したエディション&エクステンションがActiveになります。
基本、BIAS FX 1と画面構成や操作方法は大きく変わっていないので、FX 1に慣れている人なら戸惑わずに使えるのではないかと思います。
だいぶプラセボが入っている気もするんですが、音はFX 1よりも良くなったんじゃないかなって気がします。
デフォルトのままでも「そうそう!これこれ!」って音が出るし、レスポンスも上々。構成もかなり追い込めますし、AMPシリーズやPEDALシリーズと組み合わせれば、最強のシステムがお手軽にお手元に!
……って感じがします。知らんけど。
個人的にすごい気になる機能と言えば……
このFX 2で個人的に一番気になる機能と言えば、「ギターマッチ(Guitar Match)機能」!
革新的なBIAS FX 2のテクノロジー、Guitar Matchがお持ちのギターを”あらゆるギター”へと変貌させます。測定したギターのプロファイルに合わせ、Positive Grid秘蔵の伝説的ギターコレクションから、ピックアップ、ボディ形状・厚みにいたるまで忠実に再現されたされたモデル、トーンを適用。
(原文)
With BIAS FX 2’s groundbreaking Guitar Match technology, you can turn your guitar—any guitar— into a hoarder’s collection of legendary axes, each precisely recreated down to their pickups, body type and body thickness.
……これを素直に受け取ると、「手元の安ギターであの憧れのギターの音が出せるよ!」ってことのようにみえるんだけど……。
既存プロダクトで言えば、Line 6のVariaxシリーズみたいなことができる……ってこと?[3]FX … Continue reading
え?マジで?

とりあえず、ギターのアイコンをクリックしてみる

なるほど、「自分のギターのプロファイルを作って、ゴニョゴニョすればOK」……と。

手元のギターのピックアップタイプを選ぶ……と。
いろいろ選べるんですが、ギターの絵とかをみると下記のような感じなのかな……?
選べるヤツ一覧
- S Type:ストラトキャスター
- T Type:テレキャスター
- JM Type:ジャズマスター
- LP Type:レスポール
- SG Type:ギブソンSG?
- 35 Type:……これはなに(;´Д`)?
- HH Type:ピックアップが「ハム+ハム」なギター
- HHH Type:ピックアップが「ハム+ハム+ハム」なギター
- HSS Type:ピックアップが「シングル+シングル+ハム」なギター
- HSH Type:ピックアップが「ハム+シングル+ハム」なギター
- TD Type:……これはなに(;´Д`)?
- V Type:フライングV
ちなみにボクが愛用しているYamaha Pacifica 311Hは「1S1H」な構成なので……リストに無い!そんなときは一番近いヤツを選べば良いのかな?(この場合はHSS Typeが一番近いか)

ここでピックアップのレイアウトを設定……
(Yamaha Pacifica311Hの場合は上から「Single Coil」、「None」、「Humbucker」かな?)

使うピックアップを選択……
(5ポジションのピックアップセレクタには未対応?)

ボリュームを最大にして、適当に単音を弾いていく……と

画面の指示に従って数パターン、6弦から1弦に向けて順番にゆっくりハッキリ弾く……
こういうステップを踏むと、ようやくギターのプロファイル作成が完了!あとは用意されたモデルの中から好きなのを選べば、そのギターの音が鳴る!……はず!
ちなみに、モデルの一覧は下記を参照。
Guitar Match List - BIAS FX 2/ Positive Grid
これがソフトウェアのギター音源とかでも使えたら面白いなって思ったんだけど、そういう用途で使うには最後の「Profiling - Frequency」のところがネックになりそうですね。
BIAS FX 2おじさん「BIAS FX 2はいいぞぉ……」
まあ、まだ軽く触っただけですが、なかなか楽しめそうな感じですね。
他にも新機能なんかはいくつかあるみたいなので、そういったのも後で試してみたいお気持ちです。
とりあえず、今作ってる曲の中で軽く使ってみよーっと。
おまけ:これからPositive Grid社のPC向けソフトウェア製品を買うとしたら……
ちなみに、これからPositive Grid社の製品を買おうとしている方であれば、
- BIAS FX 2
- BIAS AMP 2
- BIAS PEDAL
の順に揃えていくのがオヌヌメなかんじですね。
エディションは何でも良いと思うんですが、Professional以上にしておくといろいろ充実しているので安心かと思います。なお、個人的にはEliteがイチオシですが、ちょい高いですよね(;´Д`)
予算に余裕があれば、FX 2 と AMP 2を両方買っちゃうのが一番良いと思います。ギターがうまく弾けなくても、「オレギター弾いてる!」感を最大限に満喫できるセットなので。