運動に対する苦手意識を超えた何かを胸に秘め……
何を隠そう、ボクは運動というものが大嫌いでして。
子どもの頃からあまり身体を動かすことに楽しさを見いだせず、小学校から高校に至るまでのなかでも体育の時間は本当に苦痛でした。
中学校の頃に何を血迷ったかソフトテニスをやってみたことはありますが、結局のところ「自分に運動は向いてないな」ってのを強く認識したのが最大の成果って感じでした。まあ、楽しいこともありましたけどね。
「アレ?いいかも……」と思えた記念
そんな運動音痴で運動嫌いなボクではありますが、最近ジム通いを始めました。
この間入会手続きと初回のオリエンテーションを済ませ、軽くやってみたんですが……。
まあ、なかなか楽しいなと。なんならたまに身体動かしてもいいかなって思えるくらいのアレがあったんですよね。
そんな気持ちを形に残しておこうかなと思い、このエントリを書いています。
ボクの通い始めたジムは……
世の中には数あるジムがありますが、その中からボクが選んだのは「フィットネスクラブ ティップネス」。
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元々、「ジムでも行ってみようかな」って思ったとき、「この条件を満たしているところを探そう」ってのを決めていたんですよね。
具体的にはこんな感じで。
- 自宅から通いやすいこと
- 仕事帰りでも通いやすいこと
- あまり心理的ハードルが高くないこと
この条件を満たしたジムを探したところ……。
- 自宅から電車で1本(2駅ほど)
- 自宅から徒歩で20分弱
- 仕事の後にも同じ電車に乗っていれば行ける
って感じで条件をイイ感じに満たしていたのが、この「ティップネス」だったんですよね。
まだ入会と初回のオリエンテーションを済ませてちょっとだけしかやってませんけど、混み具合もそんなにひどくなく[1]少なくとも平日21時くらいにおいては、「ガラガラではないけどちょっと待ってればすぐ使える」くらいのレベル感、他の人も変な人はとりあえず見当たらず[2]ネットでは結構いろいろ書いてましたけど、だいぶ古い記事が多かったのでどうなのかなと思ってましたが、安心しています、ボク的には設備も結構充実していて[3]ジムにスタジオにプールにお風呂にマッサージに……、スタッフの人もイイ感じ[4]別に愛想がめちゃくちゃ良いってワケじゃないですが、普通に対応して貰えるので必要十分なレベルだったので……。
なんとなく続けられそうな気がしています。まだ、「なんとなく」ですが。
心理的ハードルを下げるために……
先に挙げた条件の中で、「心理的ハードルを下げる」ってのがありました。ボクの中で、これをクリアするのが一番重要で一番難しさを感じていたところです。
ってことで、ボクがどんなことを不安に思い、実際行ってみたらどうだったのか。なんで「契約結んでもいいかな」って思えたかってのを書いておこうかなと思うです。
なお、下記はボクが通い始めたジム固有のお話だとおもうので、「所変われば品変わる」ってのは頭に置いておいた方がいいかもです。
不安その1:ガチ勢怖い……
ボクの中の「ジム」のイメージって、こんな感じでした。
なんて言うか……こう……「ガチ」な人たちが……己の心と身体に立ち向かってる……っていうか……。
いくら「初心者もライト層もウェルカムだぜ!」っていわれても、そんな人たちに囲まれてやるのはちょっと気後れするなぁ……って思ってたんですよね。
実際行ってみたら……
まあそういう人もいないわけじゃないですけど、「普通の人」のほうが多いなって。
不安その2:周りの人怖い……
その1と似ていますが、周りの人の目も気になるわけで。
運動これから始めます勢なボクとしては、当然軽めのヤツから始めるんですが……。「ヘイ、マイク!アイツ見てみなよ!あんな程度でへばってやがるぜ!」的なアレがあったりしないかなぁ……と。あったら辛いなぁ……と。
実際行ってみたら……
もうみんな自分の世界にどっぷりって感じでしたね。だれも周りを気にしてないっていうか。
むしろボクの方が、「へ〜このマシンってこう使うんだー」とか「こんなすげぇことできるのか〜」みたいにアレしちゃってたかも。
不安その3:荷物多いの怖い……
ジムっていうと、いろいろ持ってくものがある印象がありまして。汗拭くタオルや靴、ウェアなどなど……。
自宅から通うときはいいけど、仕事帰りにいこうとしたら……。一旦家に帰ってからいくか、その荷物を持って仕事にいくかの2択ですよね。
前者はジム行くの面倒になりそうだし、後者は大荷物もって満員電車乗るのやだなぁ……って気になるし……。
実際行ってみたら……
荷物が必要なのは間違ってなかったですけど、レンタルサービスなんかがあったんでそれ使うことにしました。
有料でちょっと高いですが、「そうだ、ジム行こう」って思ったら手ぶらでいけるし、「汗をたっぷり吸ったブツを持ち歩かなくてOK」[5]もっといえば、家で選択しなくてもOKってのは結構楽だなって思いました。
不安その4:何やったら良いか分からないの怖い……
ボクみたいなタイプの人間は、「準備運動して、マシンに書いてある使い方読んで、サイトに書いてあるルールとマナーを守ってやって、終わったらクールダウンしましょう」ってことが分かっても何もできないのです。
「準備運動って具体的に何やれば良いの?」、「どのマシンをどう使うと、何がどうなるの?」、「マシンには使い方は書いてあるけど、どのくらいの重さで何回やればいいの?」、「クールダウンってなに?ビールでも呑めば良いの?」……と、肝心なことが分からなくて途方に暮れるワケです。
実際行ってみたら……
予約は必要ですが、オリエンテーションみたいなのをやって貰えました。今の自分の状況や目標なんかを計測したりヒアリングしたりしてくれて、「こんなメニューどうですか?」みたいな提案をしてくれるっていうアレです。
また、機械の使い方も実例を示してもらえて、注意ポイントなんかも教えてくれたので、だいぶ安心感がありました。
そうじゃなくてもスタッフの人に聞けば使い方くらいは教えて貰えるので、途方に暮れることはなさそうでした。
不安その5:飽きるの怖い……
ジムっていうと、バーベルとかマシンとか使って運動するイメージでした。
最初のうちはまあそれでもいいと思うんですが、回数をこなしていくにつれて「毎回これかぁ……」みたいな「飽き」がきそうで怖かったんですよね。
せっかくそれなりのお金払って行ってるのに、「飽き」のせいで行かなくなるのはいやだなぁ……と。
実際行ってみたら……
ジムの他にプールがあったり、ヨガとかいろいろなことをスタジオでできたり、スカッシュみたいなのがあったりするので、飽きたら他のことができる余地があるのが安心感に繋がりました。
有料にはなりますが、個別レッスン的なのをして貰えたりもするらしいですし、ジムはジムで飽きないようにやる方法がいくらかあるっぽいので、それも良いですね。
不安その6:汗だくで帰るの怖い……
ジムって汗かくじゃないですか。むしろそれが目的じゃないですか。いくら「タオルがあります」とはいえ、そのまま帰るのってちょっとアレだなぁと。
夏場は臭い的なのとかが気になりますし、冬場は風邪引きそうだし……。
実際行ってみたら……
シャワーだけでなく、足を伸ばせて入れるお風呂やサウナなんかが完備されていて、汗を流してから帰れるのがいいなぁと。
ついでに言えば、マッサージチェア的なリラックスコーナーなんかもあるっぽいので、スーパー銭湯感覚でリフレッシュしてから帰れるからすごくステキ!
まずは習慣づけをしようとおもふ……
そんなこんなでジム通い始めました。
とりあえずは、ギター教室に次ぐ「大人の習い事」みたいなノリで、1週間に2回くらいのペースで通っていこうかなと思っているところです。
一番辛かった最初のハードル——契約して最初の1回目に行くがクリアできたので、後は「ジムに通う」ってのを習慣化することを第一にやっていこうかなーと。