誤解を恐れずに言うならば
最近技術に興味がなくなってきました。
……というと、誤解を招きそうではあるのだけれど、ここ最近の自分を冷静に見つめてみると、昔ほど「技術」というものに執着心がなくなってきたなぁとふと思いましてね。例えば、「技術以外は興味がない!」とか「一生エンジニアとして生きていきたい!」とか「最高のエンジニアに!」とか、その手の感情がなんか小さくなってきたなと。
まあ、今現在「管理職」といふ立場にあるってのもだいぶ大きい気はするんだけども、なんか自分で自分が「不思議」に思える。そんな、言語化するのに幾千の時が必要になるだろうかと途方に暮れるような感情を抱いているわけで。
とはいえ、「もうプログラミングなんかやりたくない!」って感じではないんです。プログラミングは面白いし、なんならサーバ弄ってるのもたのしい。
でも、熱量がなんか違う、と。
エンジニアってなんだったっけなぁ
そんなこんなもあって、最近「どうも、エンジニアです」と名乗っていいものやら分からなくなってくるわけで。「はて、エンジニアってなんじゃったっけのぉ……」状態なうなんですよ。
そりゃあ、周りからは「お前はエンジニアだよ」と言って貰えるでしょうし、なんなら自分を形容する最適な言葉は「エンジニア」な訳ですが……。プログラミングもサーバ構築/運用保守もやってるし……。
そういうことじゃなくて、「矜持」的なアレ……とでも言えばいいんでしょうかね。まあ、そんなアレがアレって感じです。
35歳定年説とか脳裏をよぎる
そういえば、「35歳定年説」なんて話ありましたね。最近見聞きしなくなったような気もしますが。
もうちょっとだけ猶予があるので気が早い気がしますが、なんかああいう話の裏側にあったのってこういうブツなのかなぁ〜なんてぼんやり思ったり。……別に悲壮感に打ちひしがれているわけではないですが、ちょっとそんなことを思ったり思わなかったり。
まあ、「なんかふと思った」って感情の吐露です。はい。
こんな話を晒そうかなと思ったのは、ここ最近自分の「棚卸し」的なことやったんですよね。ひとりで。
今までやってきたこととか、自信を持っていることとか、そういうモノって何かな的な。自分には何ができて、何ができないのか。何がやりたくて、何がやりたくないのか。そんなの考えるにはちょうど良い時期かなと。
……あ、別に会社を辞めたくなったってわけぢゃないですよ。そこは、明確に否定します。
ただ、なんか漠然と流れのままに今を甘んじている気がして、ちょっと考えてみるのも良いなぁと思ったんですよ。
軸足をどこに置こうか
「これからどこに軸足を置いていこうかなぁ」って考えた流れで、「エンジニアでいこうか、それとも別な道を目指してみようか」的なある種ステレオタイプな思考の迷路に迷い込みまして、「はて、エンジニアってなんだっけ?」ってアレがアレした……ってのがこちらのエントリです。
結局はまだ結論は出ていないのですが、まあ、そんな焦って答え出す系のはなしでもないかな〜って。答え出さなくてもいいのかな〜って。
そんなゆる〜いノリで、のらりくらりと生きている今日この頃。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。