従量課金ですよ!従量課金!
Amazon Web Services(AWS)を使っていて何が怖いかって請求金額だよね。従量課金、すなわち使った分だけ支払う形だから結局月にいくらかかるかははっきりしないわけで。いくら無料枠があろうが、クーポンコードゲットしてようが、気を付けて使っていようが不安をぬぐえないのが正直なところ。
でも安心して!AWSにはその機能があらかじめ用意されているよ!さすがだね!
……ってことで、自分のアカウントでも有効にしてみたよってのがこのエントリの主旨。
どういう手順でやるのかにゃ?
まずは、Webブラウザを開いて「http://aws.amazon.com/jp/」にアクセスし、右上の方にある「サインアップ」ってボタンをクリック。
すでに作成済みのアカウントでログイン。メールアドレスとパスワードを入れて、「Sign in using our secure server」のボタンをポチッとな。
ボクの場合はMFA(*1)を有効にしているので、ワンタイムパスワードを入力して「Sign in using our secure server」のボタンをポチッとな。
左の方にあるメニューから「アカウントアクティビティ」をクリック。
おっと、「Deprecation Notice」が。ここからも設定できるんだけど、新しいコンソールを使ってね!……ってことらしい。右上の方にあるセレクトボックスから「請求&コスト管理」を選択するか、「Billing & Cost Management Console」のテキストリンクをクリックする。
新しいタブかウィンドウで開くので、「Choose language」のセレクトボックスから「日本語」を選択。
日本語に切り替わったら、下の方にスクロールして「今すぐ有効にする」のテキストリンクをクリック。
「請求アラートを受け取る」にチェックを付けて、「設定の保存」をポチッとな。ちなみにこの設定を一度有効にすると、無効にすることができないらしいのでそれだけ注意。
設定が有効になったところで、「Manage Billing Alerts」のテキストリンクをクリック。
新しいタブかウィンドウで開くので、その画面から「Create a billing alerm」のテキストリンクをクリック。
いろいろと説明書きが出てくるのでよく読む。よく読んだら「Create Alerm」のボタンをポチッとな。
ちなみにこれ、AWSのサービスである「CrowdWatch」ってのを使っている。「メトリックス 10 個、アラーム 10 個、API リクエスト 1,000,000 件までは無料で使用可能」とのことなので、これを有効化することによって請求が発生することはないらしい(*2)。
実際の通知条件を指定する。「Exceed」のところにしきい値となる金額を入力する。ボクはビビりなので1ドルで。その下にある「send a notification to」のところに通知先のe-mailアドレスを入力。その後、「Create Alerm」をクリック。
e-mailアドレスの確認待ちになるので、先ほど入力したメールアドレスにメールが来てないかをチェックする。スパムとかになってないかもチェック。
ちなみにこんな感じのメールが届く。「Confirm subscription」のテキストリンクをクリックすればOK。
正常に進行するとこんな感じの画面が表示される。
元の画面に戻ると、メールアドレスの左脇にチェックマークが付いている。正常に確認できたようなので「View Alerm」のボタンをクリック。
「OK」のところに今設定したアラームが追加されているはず。
デフォルトだとしきい値を超えていた場合に6時間に1回通知されるようになっているのかな?個別のサービス単位じゃなくて合算での請求金額に対してチェックが入る感じか。
もうちょっと細かい設定ができると思うんだけど、どうやれば良いのかはちょっと分かっていない。とりいそぎ、ボク的には十分な設定になっているからしばらくはこのままで良いかなと思いつつ。
*1:Multi-Factor Authentication、すなわち2要素認証とか2段階認証とかっていわれてるアレ
*2:Amazon CloudWatchの料金ページには、「新規または既存の〜」と書いてあるからずっと無料で使えるってことなんだろうと解釈しているけど合ってる?