初音ミク V2からV3への移行プロジェクト
初めてのVOCALOID 3製品である「初音ミク」をゲットしたので、ちょっと試してみたくなったので。まあ、新しいのでっち上げてそっちでお試ししても良かったんだけど、ちょうど直したいと思ってた古い曲(*1)があったので、そいつのリメイクも兼ねてやってみることに。
その曲は「Delusion」ってやつなんだけど、一応個人的に一番マシに作れたと思ってる曲。「サビ」から入って、その次「Aメロ」。で、その後「Bメロ」いかずに「サビ」……って構成を繰り返す、BPM90でCメジャーな3分33秒の曲。ピアノとストリングス、ドラムだけで構成されているので、結構シンプル(*2)。
ちなみにこちらが今回作り直したもの。
で、こちらが初代のバージョン。
【ニコニコ動画】【Vocaloid2:初音ミク】Delusion(修正版)【オリジナル曲を歌わせてみた】
みっくみくは何を直したの?
初音ミク方面に関しては、ほとんど何もしてない。ニコ動で指摘されてたビブラートとかもそのまま。
元々書き出しておいたVOCALOD 2のシーケンスファイル(*3)を、Cubase6.5から呼び出した(*4)Piapro Studioで読み込んだ。後は、歌声ライブラリを聞き比べてみてイメージにしっくりくるものをチョイスしたくらいかな。
VOCALOID 2の時点である程度調声はしてあったんだけど、正直そんなにまじめにやってなかった。ので、同等レベルになればいいやと思ってたんだけど、歌声ライブラリの効果ってすごいな、と。ある程度なら、こんな簡単に表情付くんだと。これだったら、MIKU APPEND買えば良かったなとか思ったり。
まあ、ミックス版で聞くとアレなんだけど、DAW上でソロにして再生すると良く聞こえるなってのも感じたかな。気のせいかもしれないけど。まあ、そのあたりは完全に新規で作ったときにまたチェックしてみよっと。
それ以外は何を直したの?
伴奏についてはもういろいろ。
単純にサビもAメロも同じ音が交互に繰り返すだけで退屈だったので、音色を変更してみたり、リフのパターンを地味に変えてみたり、音重ねてみたり。ドラムのリズムパターンも変えてみたり。
Mixもやり直してみたので、まあ、違う感じになったよね。どっちが好きかとか、どっちがマシかってのはいろいろあるけど、まあ、所詮自己満足ですから自分が「イイ!」と思ったらそれでいいんですよ。ええ。
まあ、このあたりは興味ないと思うのでこの辺で。
やっぱり作業効率とか全然違うね
そうだ、忘れちゃイケナイ。Piapro Studioを使うことで(*5)作業効率が段違いだったってのは、分かっていたけどスゴイ衝撃だった。
みんな言ってる事だと思うけど、今までは……
- DAWでメロディと伴奏作る
- メロディをMIDIかなんかで書き出す
- VOCALOID EDITORで読み込む
- イイカンジに歌ってくれるように調声する
- プレイバックしてダメなところを直す
- イイカンジになったらWAVで書き出す
- DAWで読み込む
- 伴奏と合わせて再生してみる
- 気に入らない部分があれば直す
- 完成したらMix Downして終了
- DAWで伴奏作る、メロディは最初からPiapro Studioに打ち込んでおく
- イイカンジに歌ってくれるように調声する
- プレイバックしてダメなところを直す
- 完成したらMix Downして終了
あと、エディタの表示倍率が毎回リセットされるから、いちいちお好みの状態に毎回設定しなきゃイケナイってのが地味にストレス。
まあ、でも、そういった悪い部分が気にならないほどイイカンジ。これは確かだと思う。
さてこれからどうするかねぇ
まあ、ひとまず形にはなったわけですが、これからどうしようかなぁ。
みっくみくパートはビブラートがキツイのを修正するかな。あとはAメロの一番低い部分が聞き取りにくいから、オートメーション書いてボリューム上げてみるか。
伴奏部分はハイハットがうるせぇから音量絞るかな。あとはヘタに弄ると悪化しそうだから止めておこう。
で、そうしたら動画……作るのメンドイから、誰か代わりに作ってくれないかな_ノ乙(、ン、)_
*1:分かりにくい言い方だけど、Cubase4の頃に作った曲なので
*2:良くいえば
*3:*.vsqファイルね
*4:インストゥルメントトラックでやったの
*5:VOCALOID EDITOR for Cubaseでも同じ話なんだけど
*6:設定上の問題かもしれないのでアレなんだけど