DTMやるならみんな1つは持っているキーボード!私みたいに楽器を弾けなくてまさに「データ入力」……って感じの人でも、こいつがあるのとないのとでは、効率が段違いですよね!
さてさて、私もDTMerの端くれですので、データ入力デバイスとしてキーボードは持ってたんです。まあ、49鍵のRoland JP-8000と37鍵のKORGのR3っていうヴァーチャルアナログシンセサイザーをUA-101のMIDI INにつないで使ってた感じなのですが……ちっとセットアップがメンドイ(*1)よねってことで、鍵盤数は多くなくていい(*2)からUSBバスパワーで動く(*3)ブツを探していたところでした。
そこで見つけたのがKORGのmicroKEYという製品で、元々は37鍵モデルしか発売されてなかったらしいんですが、その後25鍵と61鍵モデルが発売されたことにより、鍵盤数の異なる3つのモデルの中から好みのモデルをチョイスすることができるようになりました。
KORGから出てる似たような製品(*4)に「nanoKEY2」なんてのもありますが、あちらはどちらかといえばスイッチ的というかPCのキーボード的な商品(*5)なのに対し、microKEYは(フルサイズではないけど)普通の(楽器的な意味での)キーボードなのが大きな違いですかね。
で、どこで買おうかなーと思っていろいろ見てたんですが、Twitterでちょっとしたご縁があったこともあり、全国どこでも送料無料でお届けしてくれるweb楽器専門店のchuya-online.comさんで購入することに(*6)。
まあ、値段だけ見ると最安値……って訳ではないんですが、ポイントが付く(*7)のでそういうのもトータルで活用できるとすると割高ともいえないかなー……なんて思ったりもします。
ちなみに私が購入したのは25鍵モデルのやつ。ノーマルカラー(*8)ではなく、このオールブラックな限定カスタム・カラーのやつです。ちなみに黒赤鍵盤のやつも以前は売っていた(*9)のですが、今はどこ見てもなさそうですね。
はい、というわけで頼まれてもいないのに勝手に宣伝したみたいになってしまったわけですが、今日ようやくゲットできた(*10)のでテンションがあがりまくりすてぃなわけですよ!
ってことで、開封の議ですよ!
まずは配送用の梱包された状態で。Amazonばっかり使ってたせいか、この緩衝材にくるまれている状態で送られてくるのって久々に見た気がします(*゜∀゜*) もちろん中身は問題なしです。商品と一緒にchuya-online.comさんのロゴが入った封筒が同封されていて、その中に「お買い上げ明細書」が入ってます。
梱包材を取り払って外箱を眺めてみるテスト。まずは正面から。
そして裏面から。
上面から。取っ手が付いててとっても便利。
下面から。
左右面はさておき早速開封。結構シンプルですね。
説明書のほかに、おまけのソフトウェアをダウンロード(*11)するためのPINが書かれた紙が入ってます。
USBケーブルも付いてきます。
どれくらいの長さかというとこれくらい。大体60cmくらい?利用状況によっては足りないかもしれないので、必要に応じて別途購入しなきゃかも。
キーボード本体を取り出してみた!ノーマルな鍵盤で言うところの白鍵部分がつやつやの黒。黒鍵部分がつやなしの黒……って感じかな。手垢が目立つのはしょうがないよね!
キーボード本体左側のコントローラ部(?)がまとめて配置されています。
上に付いてるのがジョイスティックで、これがmicroKEY-25の一番の特徴。37鍵と61鍵のタイプは、ピッチベンドとモジュレーションの2つのホイールが並んでついてるんだよね。
左右に倒すとピッチベンド、上に倒すとCC(*12) #1(モジュレーション)で下に倒すとCC #2。実は押せるようになっていて、押すとCCメッセージが送出される。アルペジエータがOnの場合は機能が変わって、左右でアルペジエータタイプ(*13)を選択できて、上下でゲートタイム(*14)を調節できるとか。押すとラッチ機能のOn/Off(*15)ができる。
その下に4つのボタンとひとつのLEDランプがついてる。LEDは電源が入ると光る。
左上のボタンがアルペジエータのOn/Off。On状態の時はテンポに合わせて光るんだって。
右上のボタンがサスティンボタン。押すとサスティンメッセージが送出される(*16)。ただし、アルペジエータがOnの場合はTAPボタンっていって、テンポを指定するためのボタンになる(*17)。
下の2つはオクターブシフト。左がDownで右がUp。状況によって色が変わり、無点灯の場合は標準位置、緑点灯だと-1/+1、オレンジ点灯だと-2/+2、赤点灯だと-3/+3、赤点滅だと-4/+4が選択されているよってことを示している。両方のボタンを同時に押すと、瞬時に標準位置に戻るらしいので、覚えておくといいかも。
左端にはUSBのB端子が用意されている。ここに付属のUSBケーブルを挿してコンピュータに接続する。ちなみに37鍵と61鍵のモデルには、ここにA端子が2つ付いてるそうな。
最後にサイズ比較。上からMacbook Air(11-inch, mid 2013)、microKEY-25本体、microKEY-25の取扱説明書と外箱の順。ちょうどmicroKEY-25の鍵盤部分とMacbook Air(11-inch, mid 2013)の長辺サイズが同じくらい……かな。
ちなみに「KORG KONTROL Editor」というのをコンピュータにインストールすると、microKEY-25の挙動を細かく設定することができるようになる。Win版だけでなくてMac版もあるので安心。
設定できる項目は
- MIDIチャンネル
- キーボードトランスポーズ
- ベロシティカーブ
- ジョイスティックの有効/無効
- ジョイスティックの送信CC #と値
- ジョイスティックがセンター位置のときのCC値
- ジョイスティックボタンの有効/無効
- ジョイスティックボタンの動作タイプとCC #やCC値
って感じみたいです(*18)。
万が一、「KORG KONTROL Editor」を使って変な設定にしてしまって、一度リセットしたい!お願い神様!工場出荷時状態に戻して!……ってときは、オクターブシフトのボタン2つを押しながらPCとUSB接続すればOKなんだって!これも覚えておこう。
ついでに書いておくと、この商品自体は特別なドライバがなくても動作するので、USBで接続すればすぐに使える。……のは間違いないんだけど、Windows XP/Vista/7だと同時に複数のソフトからコイツを使うことができなかったりするらしい。Macはその心配はないみたいだけど。
特にこの制限が不自由しなかったりMacなら特に気にする必要はないと思われ。
でも、KORGさん的には動作が安定するから専用のUSB-MIDIドライバインストールしたらいいYO!……って感じらしいので、特にこだわりがなければ普段使うコンピュータくらいにはインストールしておいた方がいいんじゃないかなと思うよ。こちらもWin版だけじゃなくてMac版もあるし。
*1:まずデカイので常時置いておくスペースがない我が家では使える状態にするのも使い終わった後片付けたりするのもメンドイし、電源ケーブルとMIDIケーブルを接続するのもメンドイ
*2:鍵盤数が足りなくなったらJP-8000かR3つかうので
*3:電源すらいらないUSBコード一本だけでOKなやつ
*4:KORG以外だと、AKAI PROFESSIONALのLPK25とかCMEのXkeyあたりが気になるお年頃
*5:楽器屋さんで触ってみたけど私的にはナシだと思った
*6:楽天ユーザな人は楽天市場にも出店しているようなのでそちらを見てみるのもいいかも
*7:1ポイント=1円として次回から使えるらしい……購入時に貰えるポイントだけじゃなくて、商品と一緒に届くお買い上げ明細書に「chuyaポイントプレゼント」というポイントを追加でGETできるクーポンNo.がついている
*8:白黒鍵盤の奴ね
*9:chuya-online.comさんで売ってたかは知りませんが、普通の鍵盤でいうところの「白鍵」が黒、「黒鍵」が赤なのです
*10:九州方面からの発送なので、関東だと発送日の翌々日に到着するのです
*11:KORGのmicroKEY-25を買ったら付いてくるおまけソフトウェアをゲットしてMac OS X Mavericks(10.9)にインストールしてみるシリーズ【事前準備編 | M1 Le編 | EzDrummer Lite編 | Lounge Lizard Session/Strum Acoustic Session/Ultra Analog Session編】
*12:コントロール・チェンジ
*13:左がDown、真ん中がTrigger、右がUp
*14:音の長さのことで、上に行けば長くなり下に行けば短くなる
*15:Onにしておくと鍵盤を押し続けなくても音が鳴り続けるようになる
*16:つまりはピアノのサスティンペダルの代わりになる
*17:たぶんリズムに合わせて押すことで設定する感じだと思われ
*18:「KORGのmicroKEY-25で使えるUSB-MIDIドライバとKORG KONTROL EditorをMac OS X Mavericks(10.9)にインストールしてみた」ってエントリに書いてみました